Jargon File

以下に、ほんの一部を抜粋して翻訳


recursive acronym / 再帰的頭字語

ハッカー的な(特に MIT の)伝統は、それ自身、または、他の頭字語/省略形を、面白おかしく参照する頭字語/省略形を選ぶことである。
その血統の最初のモノは TINT("TINT Is Not TECO") であろう。
古典的な例としては、二つの MIT のエディタ、EINE ("EINE Is Not EMACS") と ZWEI ("ZWEI Was EINE Initially") がある。
もう少し最近では、Scheme コンパイラの LIAR (Liar Imitates Apply Recursively)、GNU(1項参照) は "GNU's Not Unix!" -- Cygnus という名前の会社、これは展開すると "Cygnus、Your GNU Support" となる(Cygnus の連中は、これは逆頭字語 (Jargon:Backronym) だと言っている)。
GNU の再帰的頭字語は、XINU を模倣したものであろう --
XINU "XINU Is Not Unix" は特にすばらしい例である、なぜなら、それはミラーイメージ、かつ 逆頭字語、かつ 再帰的頭字語だからである。
mung、EMACS も参照のこと。

原文(英語)
(強調 は XINUJP による)